ssh-copy-idを使って公開鍵をリモートホストに登録する
- 2016.09.01
- 技術ブログ
- ssh-copy-id, リモートホスト, 公開鍵

公開鍵をリモートホストに簡単に登録する方法です。
昔からあるコマンドですが、便利です。
ssh-copy-idを利用しない場合の登録方法
まずは鍵ファイルを作成します。
実行したユーザのホームディレクトリ下に、.ssh ディレクトリが作成されます。
cd /home/<USERNAME>/.ssh ls id_rsa id_rsa.pub
authorized_keysにid_rsa.pubの内容を登録します。
cat id_rsa.pub >> authorized_keys
chmod 600 authorized_keys
とやるのが、ssh-copy-idを利用しない場合ですね。
この場合、パーミッション変更を忘れずに!
ログインテストのときにログインできずに何故???となってしまったり、
>> を > と間違って上書きしないようにご注意ください。
ssh-copy-idを利用した場合の登録方法
同じように鍵ファイルを作成します。
ssh-copy-id -i ~<USERNAME>/.ssh/id_rsa.pub <USERNAME>@<HOST>
ssh-copy-idコマンドを利用して、リモートホストに公開鍵を登録します。
ssh-copy-id -i ~<USERNAME>/.ssh/id_rsa.pub <USERNAME>@<HOST>
こちらで、リモートホストに公開鍵ファイルが登録されます。
ファイルが存在しない場合には、authorized_keysファイルを作成し、
パーミッションも設定してくれます。
また、追記になるので上書きする心配もありません。
素晴らしいですね!
サーバの台数が増えてきた場合には、LDAPサーバを構築し、
スキーマーの中に公開鍵情報を登録しておくほうが運用も楽になるかと思います。
LDAPサーバ等の構築等も是非スタートアッププラスまでお問い合わせください!
-
前の記事
Zabbix3.0インストール手順 2016.08.31
-
次の記事
markdownファイルをpandocを使ってword形式へ変換する方法 2016.09.06